目黒区と韓国中浪区との友好都市協定締結で寄せられる区民からの声

明日、7月26日韓国ソウル市中浪区で行われる目黒区との友好都市協定締結式を目前に控えた今、多くの区民の方から私の元にも、そして目黒区役所にも心配や情報提供を求める声が多く寄せられています。

その区民の声の中でも、「今の今までこの事実を知らなかった!!」
「目黒区のホームページを探してもどこにも友好都市協定の締結式が行われる事実が記載されていないがどうなっているのか?」「なぜ、今なのか?」というものです。

今日25日現在も残念ながら区民の声に応えるような情報公開が区のホームページや広報課が運営しているSNSなどでも周知されておりません。

このことからも判るように、区民に対して私たち区議会議員一人一人も含め、行政側も「区民に広く開かれた区政を実現するために」、今回の一連の対応を大いに反省をすべきだと思います。

事前に十分に区民に周知がされていたとは言い難い状況であったことは明らかです。役所主導で行われ、その過程で区民の声が拾われておらず、住民に対する説明が十分では無かったことが一因では無いかと思っています。

ある区民の方からの問い合わせの中に、「選挙の時にはあんなに毎日SNSを更新していた議員さんが、韓国に行った途端に一切SNSの更新をしていない」というものがありました。
数少ないSNS更新者から得られた情報を元に以下に私の考えを述べさせて頂きます。

私は先日(6月28日)の議会で「外交は国の専権事項です。国家間の流れを軽視する行動は、議会人として認め難いのが当然だと考えます。」と友好都市締結の反対を討論として主張しました。

それに対して、目黒区の自民党区議団の前議長をしていた人物から「草の根の活動は大事だ」「地方議会への冒涜だ」として議事を止められ、数時間に渡る討論文章の精査を受け、発言の訂正まで求められました。

しかしそう主張したO前議長は、つい昨日にはTwitterで言い訳をしておられました。私が明確に反対討論した「韓国ソウル市チュンナン区との友好都市協定締結」を否定して、「締結式に赴いたことに対して目黒区民から否定的な意見を受ける」と、O前議長はこう言いました。

「私自身は、外国人参政権に明確に反対ですし、河野外務大臣の措置や、外務省の大韓民国への毅然とした対応を求め、支持する立場ですが(抜粋)」

地方議会として強い意志と判断のもとで行った「友好都市協定の締結」を、自らの発言で「国を支持する」と言う。それは政治家としていかがなものかと感じます。
 
自らの発した言葉に責任を持つ。
凛とした柱になる思想を持つ。

それは政治家として最低限の資質だと思います。
 
思想もなく、少し責められたらすぐに言い訳をする。このような人が区政の中心近くで踏ん反り返っていることは、目黒区にとって悲しいことです。

他山の石として、私、白川愛はこのような情けない政治家にはならないように努力していきたい、と決意を新たにしました。