ここが変だよ、目黒区議会。
なぜ、開かれた議会にならないのか?
その答えは、ただ単に何をやっているかオープンにしたく無い人たちが多いからでは。
遡ること先月、7月に「検討会」なる会議体が設置させることを机上配布されたペーパーで知る。
なぜ故、そのような別の会議体が議会運営委員会という正規の会議が地方自治法に置かれているのに必要なのか?屋上屋じゃないのか? 全くもって理解できなかった私は、議長宛に公開質問状を提出。
【本文】
本来、役所の政策情報は「原則公開・例外非公開」であるはず。
なんといっても皆さんの血税で運営されている訳ですから、区民すなわち株主に対して
できる限りの透明性・公開性を担保するのは当たり前のこと。
ましてや自分たちが住んでいる地方自治体の動向は、私たちの暮らしぶりに直結してきます。
それが何故だか「原則非公開・できれば全部非公開」の発想を信じて疑わない人たちが実に多い。そしてそれを追認する議員。
仮に、会議を非公開にするときには、秘密にしなければ他の方法では守れない利益が実存する理由を明確にしなければ、私たち区民は納得などできません!!
そしてそのような意見、不服を、非公開と決めた側が受け付け、真摯に回答する義務があると思います。
その回答が本日私の手元に届いた。
【本文】
全く私の知りたい内容はカバーされていない回答文が届きましたので明日、再度公開質問状を提出したいと思います。
それはそれとして。
先出の回答は、終始一貫して、秘密にしなければ守れないどんな利益があるのかに関しての言及を避けてると言わざるを得ません。そして、その理由すら明確に回答されていません!!
議会運営・議会改革について議運委以外の議員や区民に知られては困ることが具体的にあるのでしょうか?
「法律上、非公開でもかまわないから非公開にします。それ以上の理由はありません」と議会多数派が言っているからという理由だけで、全面非公開にされて区民は納得できますか?
開かれた議会を実現するための「検討会」なのであれば、尚更
法律を盾に非公開会議で開かれた議会は実現できるのでしょうか?
明日その検討会が開催時間未定のまま開催されるそうです。(ギャグかな?)
傍聴するには議員も事前に傍聴申請書を提出するという「案」(あくまでも案)があがっていましたが正式にその申請書の内容で、またそのフォーマットで決まったのでしょうか?
いつ、どうやって私は知らされたのそれ??(連絡受けてないけど)
なぜ何も決定事項が知らされぬまま、明日「検討会」開催されるのでしょうか?
少なくとも当選前から私は無所属、会派にも属さないと知っていて投票して下さった1520人の区民に対して私は説明責任がある立場なので、どうしても隠す必要のない情報は当然ながら公開します。
普通の感覚から考えれば、「区民には秘密だけど」(これ自体がおかしい)
でもその代表である議員には傍聴資格だけは与えますよ。(事前に申請書出してくれれば許可、不許可するよ)
だったら、最低限、会議をいついつどこで開きます⇒傍聴したい人はこの申請書に記入して下さい⇒傍聴許可(不許可)出ました⇒会議開きます。
の流れなんじゃないでしょうか?
にも関わらず、私たち無所属議員に宛てられた本日のメールは
各区議会議員 様 (無会派の議員の皆様に送付しています。)
「こんにちは。明日8月22日開催予定の議会運営委員会・検討会の報告を控室にて当日午後0時30分から行いますので、ご参集願います。なお、ご欠席の場合は資料を机上に配付させていただきます。」
たったこれだけ。
報告って・・・あの~・・・ライブで傍聴したい区民・議員はどうなるのでしょうか?
開催予定知らさずにいきなり報告って、そんなのありですか??
大抵の場合、目黒区議会では議会運営委員会等、暫時休憩 とか言って議事録ストップした中で話合われてますから、後から議事録検索したって、いきさつなんかは判らない訳ですよ。更に言えば、私たち一人一人が明るい目黒区の未来を信じて一票を投じた、その議員ですら本当のところどんなこと言ってるのか判らないってことです。(あ~怖い)
とにかく明日、朝の10時から役所に行って開催時間未定の会議の傍聴にトライしてみたいと思います。
その結果はいかに???
ブログにて逐次、ご報告いたします。
<前回本ブログにUPした資料の取り扱いについて>
運営のルールそのものが決定する以前にUPしたものですが、決定以前に行った行為に対しても遡ってルールが適応されるという座長からのご丁寧な説明を頂きましたので、新しく決まったルールに従ってルール決定以降に配布された資料と差し替えをして再投稿させて頂きます。
この議題資料の取り扱いについては、私は、検討会議運営のルールが示された8月22日より以前のものなので公開しました。しかし座長から「ルールによって検討会議の資料は公開すべきではないものだと決まったので公開を遠慮してほしい」旨を承りました。
本来なら削除する理由はないのですが、先輩議員である座長からお願いされたら無視はできません。検討会議の資料ではなく議会運営委員解の公式資料に差し替えて再投稿することに致しました。
このような「同様の資料が会議によって公開非公開が異なる」ということ自体が不合理だとは思います。しかしこれが法律や議会のありようなのが現実です。