目黒区議会の事が記事に!!

本日8月29日の読売新聞朝刊(都民版30面)に予てから私が問題視し、指摘し続けてきました区民に非公開の会議の件の記事が掲載されておりました。

目黒区の議会の運営について話し合う会議に、その会議の資料を区民に公開したからという理由で無期限で私だけ傍聴も禁止され資料も配布されない罰が現在も引き続き課せられています。

やはり記事でも公平な立場の有識者の方々からもご指摘がありますように、 安易に非開示にすることや、議論の過程を公開することで公正、公平な意思決定ができなくなるような会議の運営や そこを非公開にしたい議員ばかりでは困ると私も思います。 何もかもをオープンにするということを求めているのではありませんが、議会で物事を決める際にはやはり議事録の残る公式な会議で 決められるべきだとも思います。

事務局「不適切」対応を認める

目黒区議会側は私の要求した会議資料の開示請求に対して「審議や検討の意思決定過程における情報で、公にすれば公正、適正な意思決定を妨げる恐れがある」ことを理由に開示を拒否したものですが、その対応に対しては、本日の記事によれば議会事務局は既に不適切な対応であったと認めており、
『検討会が資料を公開しないと決めたため、開示しなかった』という理由も明らかにされています。

『本来は検討会の方針にかかわらず、資料ごとに開示できるか検討し、判断すべきだった』と取材に答えていることから、議会事務局の情報公開に対する姿勢に変化が見られているように読み取れます。1年以上この件で検討会座長や事務局とも何度も話し合いを重ねてきた私からすれば、 少なくとも事務局は今は正しく区議会情報公開条例通りの運用をすべきだったと認識をしていることが確認できたという点において大きな前進があったと思っています。

私はこの記事を客観的に読み、また今までの全ての経緯を紐解いてみると

この問題は事務方の単なるミスではなく、本質的な問題は大会派区議で構成される検討会にあり、彼ら彼女らを「忖度」して事務局は開示拒否をしたと考えています。

また、議会の公平、公平性を司る存在である議長をこの検討会から外し、座長に検討会という任意の非公開の会議で権限が委譲されてしまっていることで更なる歪みが生じていると感じられてなりません。

処分する人と審査する人が同じって・・・

私は現在、資料の公開を巡り開示拒否の決定を不服として審査請求をさせて頂いております。今までの検討会でどの様な話し合いがもたれて私が傍聴禁止、そして資料配布の禁止に至ったのか、決して議会を無秩序に混乱させるためにとった行動ではない事、その理由が審査請求の過程で明らかになることに期待しての行動であるという事をまずここでは申し上げておきたいと思います。

審査請求の今後の過程も他区では「議会情報公開審査請求事務処理要領」として広く区民に公表している自治体もある中で、この先のプロセスについても目黒区では区民に公開していない点、また、審査をする審査庁にあたる目黒区議会情報公開審査会。その審査委員7名の全てが現職の目黒区議会議員であることなど等、民間の感覚からすると傍聴禁止や資料配布、公開の禁止という原処分に関わっている現職議員が審査会委員も兼務するという衝撃は否めませんが、目黒区議会の透明性担保の為にも公平公正な客観的な判断に期待したいと思います。

読売新聞オンライン掲載記事
https://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20200902-OYTNT50005/

関連ブログ
資料配布をなぜ私一人にだけしないのか、明確な理由の提示を求めます!!
https://aishirakawa.tokyo/blog/4992

「ここが変だよ、目黒区議会」
https://aishirakawa.tokyo/blog/4667

「微力だけど、無力じゃない」 
https://aishirakawa.tokyo/blog/4703 
何度も何度も触れてきました

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